最終面接で確実に内定をつかみ取るために、押さえておくべき3つのこと
最終面接とそれまでの面接との違い
面接では基礎力や潜在能力などを見ているが、最終面接では社風と合うかどうかを見ている
自己PRについて書いた自己PRであなたの経験を魅力的に語るための3つのポイントでもご紹介していますが、マイナビによる調査で下記のようなデータが出ています。
上記リンクのpoint2から抜粋します。
最終面接では「自社に合うかどうかの価値観」を重視する企業が62%
通常の面接と比較してみても、企業との適性を見る部分が圧倒的に大きくなっていることが分かります。 やはり最終的には、一緒に働いていく人材として採用したいかどうかがカギとなってくるわけです。
もはや最終面接の段階で、いかに自分がその企業を志望しているか、いかに自分に将来性があるかを滔々と語ることはあまり意味を持たないのです。 自分が社風に合っていることや、面接した方の印象に残ることの方が重要と言えるでしょう。
最終面接では多くの場合、役員クラス以上の人が面接を行う
最終面接の場では、基本的に社内でも位の高い人が面接に臨むことが多いです。 これは企業の未来にとって新卒採用が非常に重要なイベントであり、意思決定をする立場の人がどこかで見るべきと考えていることが理由でしょう。 とはいえ、役員クラスの方は非常に多忙なため、やはり人数が絞られている最終面接で初めて出てくるということが多いようです。
最終面接で、会社は「3億円の買い物」をするかどうかを決める
これはあくまでいわゆるサラリーマンと呼ばれる方の平均をとった資料ですが、あなたが企業に定年まで勤めた場合、その生涯年収は3億円にほど近い数字となります。 企業の側から見れば、あなたという人間を採用するために3億円もの費用を支払う決定をする、と言うこともできるわけです。
最初の3年は投資期間という風に言われることもあり、企業側は非常に長い時間をかけてあなたという人を育て、生涯年収3億円以上の利益を稼ぎ出してもらいたいと考えているのです。
なお、福利厚生や諸費用の負担なども含めると、企業側が一人あたりの従業員にかけるお金は一般に給与の2倍程度と言われています。 3億円の買い物とは言いましたが、こうしたことも含めて考えれば、6億円の買い物と考えてもいいのかもしれません。
極端な言い方をすれば、あなたは採用されるために、面接官に「自分は6億円以上の価値がある」と思ってもらう必要があるのです。
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