「就活に有利」「企業が分かる」と噂のインターンシップについてまとめました!
今回は、「就活に有利」「企業を知るにはインターン」「インターンからそのまま内定をもらった」などなど、さまざまな噂が飛び交う「インターン」についてまとめました!
インターンとはそもそも何なのか?
インターンの定義
インターンとは、学生が企業などで職業体験をすることを言います。 少なくとも日本においては細かい部分まで定めた厳密な定義はありませんが
- 学生であること
- 職業体験が将来のキャリアに関係があること
という2つの要素がインターンのおおまかな定義として受け止められているようです。 wikipediaと文科省による定義では、以下のように記述されています。
wikipedia:インターンシップとは、学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度。
文科省:学生が在学中に自らの専攻,将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと
また、外資系企業などが行うインターンは「ジョブ」という形式をとるため、「サマージョブ」「ウィンタージョブ」など開催時期に季節の名前を付けた形で呼ばれることもあります。
アルバイトと何が違うのか?
企業において職業体験をするだけなのであれば、少し特殊なアルバイトとあまり大差ないのでは、と思う方もいると思います。 主な違いは下記の2点です。
- 給与体系が時給制とは限らない
- 企業・学生、ともに目的が異なる
これらはどういった意味合いがあるのでしょうか? 順番に見ていきましょう。
給与体系が時給制とは限らない
後述するインターンの種類にもよるのですが、インターンは無給で行うことが一般的と言われています。 また、給与や経費の支払い等が発生する場合にも、拘束時間に対する対価であったり、継続してもらうための一助という意味合いであったりと、「時間給で労働力不足を補うために雇う」という名目で支払われることはありません。 (こうした”名ばかりインターン”も少なからず存在しますが、狭義のインターンシップには当てはまりません)
企業・学生、ともに目的が異なる
アルバイトにおいては、学生は賃金の獲得、企業は労働力の確保という明確な目的を持って金銭と労働力の交換が行われています。 これに対してインターンは、学生側はキャリア形成・スキル獲得・業界研究、企業側は社会貢献およびリクルーティングという目的意識が強く、労働力や賃金といった部分は本質的な問題でないことが多いです。
このため、一見非常に似通った二つの労働形態ですが、意味合いは大きく異なるのです。