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志望以外の業界でも、選考に参加すべき切実な理由

就活を何倍も有意義に活用するには、興味のない業界でも選考に参加すべき!?その理由に迫る

みなさんこんにちは。

就活中のみなさん、興味のある業界はどこでしょうか?
金融、コンサル、商社、マスコミ、不動産などなど、色々ありますが、
なんとなくあたりを付けている方も、けっこういらっしゃるかもしれませんね。

今回は、あえて志望業界以外のの選考にも参加しよう!というお話をいたします。
例え興味がなくとも参加することにどんなメリットがあるのでしょうか?

なぜ興味のない業界も見たほうがいいのか?

興味のない業界ということは、選考を受けても恐らく行かないであろう業界……ということになりますが、それでもそこの選考を受けるべき理由とは一体何なのでしょうか?

結論から言うと、
「様々な企業の方と、直接色々な話をする機会は就活をおいて他にない」からです。

就職活動中、学生自身は意識していないながら与えられている大きな特権として

  • 企業が学生のために行う説明会に参加できること
  • 選考という名目で企業の内部に入ることができること

の2つが挙げられます。

社会人になってみると分かりますが、多種多様な企業のオフィスの中に入っていく機会はそうそうあるものではありません。
特定の業種や業界、企業について知りたいとき、それを効率よく肌感覚で理解できる機会は、学生時代をおいて他にないのです

また、学生が就職する企業を決める上で重要視するポイントとして「人」が非常に多く挙げられていることもポイントです。
多くの学生が「人」を重視して企業を選んでいるということは、言い換えれば
志望以外の業界の人とも関わることで視野が広がったり、興味がわくことが十分にあるということなのです。

だからこそ、みなさんにはぜひ、志望業界以外の選考にも参加していただきたいです。

なぜ入社後ではできないのか?

ところで、企業に入社してからではどうしてできないのでしょうか?
その答えは、以下の3つにまとめることができます。

-  ほとんどの場合、他の業界の社会人と会う理由がない -  取引などでも、担当している一部の人としか会えず、役員級の人とはまず会えない -  時間がなく、飲み会などの方法でしか他の業種と関われない

以上のように、社会人は「理由」「接点」「時間」が3点セットでないため、
他業種を知る機会はほとんどなくなってしまうのですね。

例外的にコンサルタントなどの職業は多くの業種や人と触れることができますが、
あくまで「コンサルタントとして」その業界に触れるため、やはり企業説明会などで得られる情報とは内容が異なってきますし、仕事である以上、その負荷は会社説明会などとは大きく異なります。
更にやはりどうしてもプロジェクトの事情に合わせて知ることのできる業界は偏ってしまう傾向はあります。
以上のように、なかなか学生ほど恵まれた「業界を知る」ための環境を得ることはできないのが現状なのです。

他の業界を知るメリット

それでは、学生時代、就活の時間を縫って志望以外の業界に視野を広げ足を延ばす価値はどこにあるのでしょうか。
まとめると、以下のようになります。

就活における2つのメリット

  • 就職活動における志望動機の説得力が違う
  • 知らなかった業界の良さに気づける

最大の違いは、他業界について分かっていて今の業界を選んでいる、ということの説得力の大きさです。

一見小さな違いに見えるかもしれませんが、行き当たりばったりやただの直観で選んでいないことを示すことができるため、志望動機単体で見たときの説得力は圧倒的です。
これだけでも、就職活動の一環として多くの企業を受ける価値はあります。

また、先ほどお話ししたように、場合によっては知らなかったその業界の良さに気づくことができるなど、人生を変えうる発見がありうることも大きなメリットです。
広い視野で就職活動をすることは、自分に適した企業を見つけるチャンスを増やすことにもつながるのです。

社会人としての2つのメリット

  • より広い目で社会を見ることができる
  • 他業種の方との将来の話のタネになる

また、社会人としての目線で考えると、上に挙げたように視野の広がりや、他業種の方との話のタネとしての価値があります。
特に視野が広がることのメリットは予想以上に大きく、
例えば自分の業界内の凝り固まった発想を打ち崩す新しい打ち手のヒントとなったり、
困難なプロジェクトの課題を解決する方法を全く違うフィールドから引っ張ってくることができたりと、良いことずくめです。
仕事に就くようになってからは、特に大企業であればあるほど専門性が上がり、視野が狭まっていきやすいものです。
最初の3年間などは基礎力を付ける段階なので、余計そうだと言えるかもしれません。
そうしたときに、他の業種のビジネスモデルや特性などを知っていることは、予想以上に多くのメリットをもたらしてくれるのです。

最後に

個人的に好きな言葉に、「今しかできないことをやろう」というものがあります。

見方によってはとても月並みな言葉ですが、
その機会を逃してしまったら、もう得ることのできないものというのは私たちが思う以上に大きな価値を持っています。
学生としての特権を活かして、広い視野を身に付けるためにも、ぜひ志望業界以外の選考にも挑戦してみましょう。

それでは!

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