WEBテストは対策必須! 意外と知らないWEBテストの押さえどころ
こんにちは! 学生ライターの橘です。
みなさん、WEBテストはもう受験しましたか?
インターンなどでも人気企業では、しばしばWEBテストによる事前の選抜があります。 この事前選抜に通過できないとサイレントお祈り……なんていう切実に悲しい事態になることもしばしばです。
ちなみに私は全く対策しないでWEBテストに突撃した結果、あまりの難しさに圧倒されてしまいました。 そんな失敗を経て、WEBテスト対策を積んだ結果いくつかの発見をするに至りました。
興味のある企業に十分な対策をせずに挑むという悲しい事態が起こらないよう、みなさんに私の気づきを共有したいと思います。
WEBテストで見落としがちな4つの押さえどころ
WEBテストには大きく分けて非言語系と言語系があり、
ざっくりいうと非言語系では算数数学、言語系では国語英語が問われます。
この他暗号と呼ばれる形式なども存在しますが、原則として
- 計算
- 図表理解
- 文章読解
が質問の軸となりますので、まずここを押さえていきましょう。
計算については正直慣れとスピードの勝負なので、とにかく訓練しておきましょう。
100マス計算でもなんでも良いですが、このあたりは対策も何もあったものではありません。 計算が微妙なところを選択肢から推測するなどの方法くらいはありますが、社会人として基本的な力とも言えますので、 苦手な方はここでバッチリ復習してしまいましょう。
というわけで、最初は図表系の問題からです。
電卓は必須!
結論から申し上げますと、暗算で挑戦すると詰みます。
WEBテストは基本的にスピード勝負な上、図表系の問題の回答はそのほとんどが微妙なラインを突いてきます。
しかも簡単に割り切れないような数値であることがほとんど。暗算でうんうんうなって10秒も頭を使っている暇があったら、とにかく電卓のキーを叩くことが大事です。
表の数値には多くの場合3ケタ以上の暗算にはつらい値が混じってきますので、とにかく電卓の準備を忘れないようにしましょう。
図表系にはパターンがある!
図表系の問題はTG-WEBや玉手箱など、著名なWEBテストに限って言えばパターン問題です。
正直言って、知らないと解けない&間に合わない問題がほとんどであり、もはや完全に対策&覚えゲーの香りがいたします。
1問に使える時間は長くても1分半程度であり、かなり複雑な計算をする必要があることを考えたら、見てから解法を考えている余裕はありません。
パターン数はどう多く見積もっても200はいかなそうなので、受験と比べたら大したことはありません。たったそれだけで内定率がぐっと違ってくるわけですから、そのくらいの対策はしてしまいましょう。
図表系文章題は、確実に一つずつ追いかける
図表系の文章問題は、問いのすべての単語に意味があります。
これは一つ例題を解いてみて、一つでも単語が抜けたら解答が出せないことを確認すればすぐに分かります。
ということは、そこは決して流し読みをしてはいけないということです。
一語一語を確かめながら、表のどの部分の話をしているのか、ということを考えて読みましょう。
これを理解するだけで、正答率がぐっと上がるはずです。
次に、文章題です。
こちらは残念ながら強力なコツはあまりないのですが、理解しておくことで大きく変化する部分はあります。
それがこちら。
問題文→本文の順番で読む!
通常GAB形式と呼ばれる文章題では、
600字程度の文章+3択の問題が4つ、という形で出題されます。
3択はどれも問題文から論理的に導けるか否か、あるいは分からないかを問うもので、実質的に読まなければならないのは4問分です。
この4問に目を通しておき、それらが文章中でどのように扱われているかをチェックすることがコツとなります。
当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、
本文→問題文という順序で読んでしまうと圧倒的に効率が落ち、時間を大きくロスしてしまうことになります。
なので、それぞれの問題に目を通してから、本文中でそれにあてはまるところを探し出し、適切に答えを出していくというのが効率的な解き方だと言えるのです。
それと、普段から速読するクセを付けるのをお忘れなく。
こればかりは一朝一夕では身に付きませんので、日ごろから新書などで訓練しておきましょう。
きっと、社会人になってからもあなたを助けるスキルとなってくれるはずです。
おまけ:メモ書きができないからふせんを使おう
ちなみに、WEBテストは文字通りWEBのテストのためメモ書きができません。
しかし、問題を解きながら本文中の文章や部分に下線を引きたい方は多いはず。
そんな方は、ふせんを使って画面の部分にメモ代わりに使ってしまいましょう。
もちろん文字を書き込んでいる余裕はなく、あくまでポインター程度の役割ですが、画面上で目が迷子になるのを防ぐには十分役立ってくれるはずです。
さいごに
いかがだったでしょうか。 テスト自体はなかなか難しいですが、適切な対策をすればちゃんと得点できる内容です。 みなさんはぜひ、この対策をもとに、自らの力で次の選考を勝ち取ってくださいね。
ではでは。